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調べてわかったこと・予想の考え方・使い方をまとめた1冊です。同じ内容をアプリのしくみページでも読めます(AIへの質問はアプリ内で)。
競艇の予想サービスは、「当たった実績」だけを見せるのが当たり前になっています。外れは消え、成績は選別され、あとから検証できません。舟読みはその逆を選びました——全レースの予想を発売締切前に公開し、外れも消さない。この台帳がすべての出発点です。
そして検証を重ねた今、1着予測の正確さでは市場(オッズ=全参加者の予想の集約)を継続的に上回るところまで来ました。毎週、市場との「精度の対決」で答え合わせをしています。
それでも、的中や利益は保証しません。売上の約25%が主催者の取り分である以上、読みの正確さがそのまま利益にはならないからです。約束できるのは利益ではなく、検証できる形で予想を出し続けることだけです。
このページは、調べてわかったこと・予想の考え方・使い方をまとめた1冊です。モデルの計算式や係数そのものは舟読みの心臓部なので非公開ですが、何を測って何が分かったかは——良い結果も悪い結果も——隠しません。
まず、競艇というゲームの構造を数字で確かめました。ここに並ぶのはすべて実測の結論です。予想の前にこれを知っているだけで、損の仕方が変わります。
売上から主催者が先に取るぶんを控除率といいます(競艇は約25%)。残りを的中者で分け合うのが舟券です。この取り分、実は券種で少し違います:
| 券種 | 控除率 |
|---|---|
| 3連単 | 25.18% |
| 単勝 | 26.42% |
単勝の方が高くつくのは、払戻の10円未満が切り捨てられるからです。1.1倍だと約3.9%、30倍なら0.1%。オッズが低いほど削られます。賭け金を増やしてもこの損は薄まりません。払戻が「100円あたり」で決まっているためです。
| 枠 | 勝率 | 2着以内 | 独自予測(単勝)の回収率 |
|---|---|---|---|
| 1号艇 白 | 54.7% | 72.4% | 91.2% |
| 2号艇 黒 | 14.1% | 38.9% | 72.4% |
| 3号艇 赤 | 13.2% | 34.6% | 78.1% |
| 4号艇 青 | 10.3% | 27.1% | 73.2% |
| 5号艇 黄 | 6.1% | 18.8% | 66.1% |
| 6号艇 緑 | 3.2% | 11.4% | 42.3% |
適当に買うと回収率はだいたい75%です(控除率25%のぶん)。単純な買い方の中では「1号艇の単勝だけ買い続ける」が最も損が小さく、それでも91%——100%には届かず、続けるほど確実に減ります。逆に6号艇の単勝は、夢代としてもかなり割高です。
舟読みの仕事は、この「平均」の中身を見分けることです。同じ1号艇でも、会場・乗っている選手・モーターで勝ちやすさは大きく変わります(下の「枠と腕」の表では、選手次第で1号艇の勝率は28.6%〜74.8%と2.6倍開きます)。全部買えば平均に戻るだけ。分の良いレースだけ選ぶ——それが勝負/見送り判定です。
会場ごとの違いは、モデルに入っています。「会場ごとの、コース別の1着率・2連対率(直近1年)」を特徴量として持っています。差は小さくありません——1コースの1着率は徳山62.3%から戸田43.2%まで19ポイント開きます。
24会場すべてのコース別1着・2着・3着率はアプリの会場別一覧で見られます。
進入コース(実際に何コースから出たか)で集計しています。枠番ではありません。前付けのある会場では、枠番で見ると意味がずれるためです。
モデルを設計するとき、「同じ枠でも、乗っている選手の強さでどれだけ変わるのか」を確かめました。差は、はっきりありました。
| 枠 | 3点台以下 | 4点台 | 5点台 | 6点台 | 7点台〜 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1号艇 | 28.6% | 38.9% | 54.9% | 68.5% | 74.8% |
| 2号艇 | 5.8% | 9.1% | 14.7% | 20.4% | 23.0% |
| 3号艇 | 5.5% | 8.1% | 13.3% | 19.0% | 21.8% |
| 4号艇 | 4.0% | 6.7% | 11.0% | 15.6% | 18.5% |
| 5号艇 | 1.9% | 3.7% | 6.1% | 9.9% | 13.2% |
| 6号艇 | 0.7% | 1.7% | 2.9% | 5.8% | 8.9% |
1号艇は 28.6% 〜 74.8% と2.6倍の開きがあります。「1号艇だから堅い」ではなく、誰が1号艇に乗っているかで全然違います。3点台の選手の1号艇(28.6%)は、6点台の選手の2号艇(20.4%)と大差ありません。
一方で枠の効き方も強いです。7点台の選手でも、6号艇なら8.9%しか勝てません。3点台の1号艇(28.6%)のほうがまだ上です。枠と腕、どちらか一方では決まらない——というのがこの表の読み方です。
実測: 2023-07以降の全レース。各セルは9千〜5万走。全国勝率は番組表の値(その日の時点)。
枠番より内のコースに入り込むことを前付けといいます。全出走の4.6%——レース単位ではおよそ5レースに1レース——で起きていて、言い伝えどおり荒れます:
| 1号艇の勝率 | 3連単の配当(中央) | |
|---|---|---|
| 前付けなし | 57.1% | 2,480円 |
| 前付けあり | 47.6% | 2,910円 |
誰がどのコースに入ったかの影響は、モデルが織り込んで計算しています。レース詳細では進入予想も表示します。
モーター(とボート)は節ごとに抽選で選手に割り当てられます。実測では「当たりモーター」は実在します。舟読みはモーターの直近成績を特徴量として織り込んでいます。
2連対率の「元の数字」(前の節までの通算)はレース詳細で見られます。
166,000レースで、全7券種 × 全人気順位の買い方を総当たりしました。結果、回収率100%を超える組み合わせはゼロ。いちばんましなものでも82.5%でした。
なお「枠」で切ると数字は変わります(1号艇の単勝は91%——上の枠番の表)。人気と枠は似て非なる切り口です。
大穴は損、というのは競艇でも本当でした。かといって本命も得ではありません。オッズは腹立たしいほど正確です。
オッズは「人がいくら賭けたか」で決まります(パリミュチュエル方式)。では誰も賭けていない買い目は?
締切前は「0.0倍」と表示されます。無限大ではなく、まだ1票も入っていないという意味です。実際、単勝は締切2〜3分前の記録で8.1%がこの状態でした(2026年8月上旬の実測)。計算のしようがないので、このアプリでは0.0倍の艇を期待値の対象から外しています。
ただし3連単には「誰も買っていない買い目」がありません。締切6分前の記録を全部調べても、120通りすべてに必ず票が入っていました(0.0倍はゼロ件)。売上の7割が集まる券種なので、どんな買い目にも誰かが乗ります。
では「みんな買っていないのに、過去にはよく出ている組み合わせ」はどうか。会場ごとの過去の出現率とオッズの見立てを比べて、市場が安く見ている順に調べました(出現率はテスト期間より前のデータだけで計算):
| 過去の出現率 ÷ オッズ | 買い目数 | 回収率 |
|---|---|---|
| 0.8未満(市場が高く見ている) | 350,000 | 61.5% |
| 0.8〜1.2 | 66,000 | 42.5% |
| 1.2〜2.0 | 47,000 | 36.4% |
| 2.0以上(市場が安く見ている) | 18,000 | 12.6% |
※100倍以上の買い目に絞った結果。また逆でした。「市場が見落としている」ように見える買い目ほど、実際には当たりません。市場は今日の出走メンバーを見て値付けしています。歴史より今日の情報の方が強い、ということです(このオッズは確定オッズ。締切前でやり直しても100%まで87ポイントの距離は埋まりません)。
確定時は必ずオッズが付きます。ただし表示は9999倍で頭打ちです(117万通りのうち224通りが張り付き)。的中したときの実際の払戻と表示オッズを突き合わせましたが、比率は1.000(1000倍超の72件でも最大1.001)。表示どおりで、上振れはありません。
では人気のない買い目にお宝はあるのか。16万レースで全通り調べました:
| 確定オッズ | 買い目数 | 回収率 |
|---|---|---|
| 〜50倍 | 166,000 | 74.8% |
| 50〜200倍 | 296,000 | 70.0% |
| 200〜500倍 | 259,000 | 63.5% |
| 500〜1000倍 | 188,000 | 46.9% |
| 1000〜3000倍 | 205,000 | 45.5% |
| 3000倍〜 | 48,000 | 23.2% |
逆でした。人気がないほど損が大きくなります。理由は、人が大穴を「当たりそう」と思いすぎるからです。実際の確率よりも多く買われるぶん、オッズが本来より低く抑えられます。
※この表の帯分けは確定オッズです。締切3分前のオッズで帯分けし直した正直版も測りました(278レース・実際の払戻で精算): 〜10倍66% / 10〜50倍73% / 50〜200倍64% / 200〜1000倍56% / 1000倍〜34%。標本は小さいですが向きは同じです。
そのうえで、舟読みがどう予想を作っているか。何を見て計算しているかは全部書きます。個々の重み・しきい値・検証で出た数字は、舟読みの手の内として公開していません。
舟読みの予想には2つの物差しがあります。①舟読みの予想確率(約100万走の公式データを学習したモデル。出走表と発走前に分かる情報から各艇の1着確率を出す)と、②オッズから逆算した市場の確率(全参加者の予想がお金の形で集まった総意)。
①が主役、②は物差しです。毎週、①と②の正確さを同じレースで比べていて、直近は①がわずかに上回り続けています(賭けて勝てる差ではありません。売上の約25%が主催者の取り分だからです)。
モデルの計算式・係数・特徴量の一覧は舟読みの心臓部なので公開していません。何を測って何が分かったかは、この章と第2章にすべて書いています。
予想に使っている材料(特徴量)を種類ごとにまとめると、こうなります。個々の重み・しきい値・検証の数字は非公開ですが、何を見ているかは全部書けます。
| 種類 | 見ているもの |
|---|---|
| 枠と進入 | 枠番、予想進入コース、展示での進入変更、前付け傾向 |
| 会場 | 会場ごとのコース別1着率・2連対率(直近1年) |
| 選手 | 全国・当地の勝率、級別、直近の成績、コース別の勝ちっぷり |
| スタート | 平均ST、展示ST、今節のST、コース別のST、レース内でのST順位 |
| ピット離れ | その選手が枠より内のコースまで入れてきた割合 |
| 相手込みの実力 | 対戦相手の強さで調整したレート(イロレーティング方式) |
| 展示航走 | 展示タイム、チルト、部品交換 |
| 隣の艇との関係 | 展示進入順で隣り合う艇との差(展示タイム、モーター、コース別成績、展示ST) |
| モーター | 直近の2連対率、乗った選手の腕を差し引いた調子 |
| レース条件 | 距離、締切時刻、ルーキー戦などの区分 |
「この項目は予想に入っていますか」には、アプリのしくみページのAIが入っている/入っていないで答えます。
期待値は確率ではありません。「確率 × オッズ」で、100円賭けたら平均いくら戻るかを表します。オッズ10倍・的中率8%の舟券なら、当たるのはおよそ12回に1回ですが期待値は80%です。
オッズから確率を出すと、期待値はどの買い目も同じ値になります。確率を 1÷オッズ から作って、そのオッズを掛け直しているので当然です。3連単にいたっては全120通りがきっちり同じ値でした。これでは選ぶ手掛かりになりません。
そこでこのアプリは、期待値の主役を「舟読みの予想確率 × いまのオッズ」にしています。舟読みの確率はオッズを一切見ずに出しているので、ここで初めて差がつきます。
このアプリの立場は一貫しています——控除率がある以上、お金では平均して勝てない。勝ち負けを競うなら「控除率を除いた、人と人との読み比べ」で。その物差しが「控除率がなければ」です。
当たったとき 1÷市場の確率 が返ってくる計算での回収率で、100%が「市場と互角」の線。ここを超え続けていれば、オッズ(=参加者全員の総意)より上手く読めている、ということです。
どちらも大穴1本で大きく跳ねます。回数が少ないうちは実力より運の数字です。
ここまでが仕組みの話。この章では、それがあなたの何を変えるのかをはっきり書きます。
① 「どのレースを買うか」に、毎朝答えが出る
100万走の検証で、唯一はっきり損を減らせたのは「買うレースを絞る」ことでした。でも1日最大144レース(12会場×12R)から自力で選ぶのは大変です。舟読みは毎朝、全レースに勝負/見送りの答えを出します。あなたは選ばれた数レースだけを、自分の目で吟味すればいい。
② 予想にかける時間が変わる
出走表・展示・モーター・会場の癖——本気で読むと1レース何十分もかかります。その下読みをAIが肩代わりします。浮いた時間で展示を見るなり、1レースを深く読むなり。
③ 自分の読みの上達が、数字で見える
AIとの対戦、読みのスコア、締切前に固定される台帳。「当たった気がする」ではなく、市場と比べてどれだけ読めているかが記録に残ります。外れも消えないから、振り返りが本物になります。
④ 割高な夢に、買う前に気づける
大穴ほど損・6号艇の単勝は割高——第2章で測った事実を、画面の期待値表示がその場で思い出させます。夢を買うのは自由。ただし、値札を見てから。
⑤ AIと組んで、「AI超え」を狙える
AIの読みは出発点です。展示の気配や選手の癖など、最後の一手をあなたの目で変えた買い目を記録すれば、AIとの対戦成績とランキングで腕が数字になります。AIの真似だけでは並ぶのが精一杯——超えたなら、それはあなたの読みの力です。
できないことも変わらず書いておきます。お金を増やすことは約束できません。控除率25%の壁は誰にも消せません——だからこのアプリは「勝てる」ではなく「上手に遊べる」を目指しています。
画面の印の意味と、買うときの小ワザをまとめます。
| 印 | 意味 |
|---|---|
| 勝負 | AIが「分が良い」と見たレース。毎朝、締切前に全レース分を判定・固定します |
| 見送り | 「勝負」の基準に届かなかったレース。買わないのも立派な戦略です |
| 荒れ注意 | 朝の判定で舟読みの自信がとくに低いレース(全体の約2割弱)。予想が割れていて荒れやすく、万舟の割合はふだんの約1.3倍、1号艇が負ける割合は約7割です |
| SG / G1 / G2 / G3 | 開催の格。印の無い開催は一般戦です |
| 夢枠 | 100倍以上の高配当だけを集めた買い目。当たれば大きいが、確率的には割高な「夢代」です |
| 期待値 | 確率 × オッズ。100%が損益の分かれ目 |
| 継続ランク | 使い続けた月数で6号艇(ルーキー)から1号艇(エース)へ昇格する印(1・3・6・12・24ヶ月)。成績とは無関係 |
このアプリの遊び方の柱です。AIの読みを土台に、あなたの目で最後の一手を変える。その「独自の予想」の腕を競うのがランキングです。
参加は簡単: 買い目メモに入れた舟券を「購入した」で記録するだけ。受け付けるのは締切前だけなので、誰も後出しできません。結果は公式の払戻でサーバが自動精算します(自己申告なし)。
ランキング表には舟読みAI自身も、決めた買い方を機械的に続ける検証アカウント10隻も同じ条件で並びます。→ 回収率ランキング
気になった買い目は、期待値タブや夢枠の「+」で買い目メモに貯められます。右下に出るボタンから開いて、まとめてコピーして投票サイトに貼ってください。
スマホの分割画面(Androidの標準機能)とは相性抜群です。画面の上半分に舟読み・下半分にテレボート(投票サイト)を並べて、買い目を見ながらそのまま投票画面に入力できます(iPadも同様。iPhoneは分割ができないので、アプリ切り替えで行き来してください)。
最後に、約束と注意です。
データ出典: BOAT RACE オフィシャルサイト
データ: 最新 2026-10-04 / 総レース数 183,108
競艇AIで勝てますか?
平均では勝てません。舟読みの1着予測は市場(オッズ)より正確ですが、売上の約25%が主催者の取り分のため、
正確さだけでは利益になりません。実測では、見送りを入れて勝負レースだけ買っても回収率は100%を下回ります。だから全予想を事前公開して検証を続けています。
他の予想サイトと何が違いますか?
全レースの予想を発売締切前に公開し、外れも削除しません。的中率・回収率は選別なしの全レース集計で、台帳にそのまま残ります。
料金は?
無料で始められます。将来、締切前の判定など一部がプロプラン(月額)になる予定ですが、締切後の記録はずっと無料で公開します。